怖い話のまとめと解説

怖い話を解説付きで紹介

俺が生まれる前に、俺の母親が体験した話です。その日は8月15日でした。お盆の送り火で、親父は家を留守にしてたんです。まだ小さかった兄貴を母があやしてると、玄関でインターホンがなりました。

俺が生まれる前に、俺の母親が体験した話です。その日は8月15日でした。お盆の送り火で、親父は家を留守にしてたんです。まだ小さかった兄貴を母があやしてると、玄関でインターホンがなりました。
母が玄関に出ると、70歳くらいの老人の方が立ってたそうです。
「すいません。私、Yと申します。お宅のTさん(父方の祖父)にご挨拶に来たんですが、ご在宅でしょうか?」
と言ったそうです。ここで母は不思議に思ったんです。
うちの祖父は大分前に他界してたんですね。知り合いなら知ってるだろうにどうしたのだと。母がその旨を説明すると、Yさんは心底落ち込んだ様子で、「私、Yと申します。Aさん(父)にくれぐれもよろしくお伝えください。お悔やみ申し上げます。」
と告げて帰っていったそうです。

その後に親父が帰って来てから、母が晩飯の時に先ほどの話を親父にしたんです。親父も最初は、「ふーん。Tさんねえ。誰だろうねえ。」なんて言ってたそうです。
しかし、その後に親父がみるみる青ざめた顔になっていき、「ちょっと待って。今Tさんって言った?本当にTさん?」
と執拗に確認してきたそうです。
母は何回も名前を聞いたので、「間違いなくYさんって言ってたよ。」と告げると父は慌てて書類を漁り始めました。書類で確認が取れた後、青ざめた表情の父は震えながらこう呟いたんです。

「Yさんは去年亡くなったよ…」と。
俺はまだ生まれてなかったんで、母が語ってるのを聞いたことしかありませんが、本当にあったことです。それ以来Yさんは家を訪れたことはないそうです。お盆の送り火の日は異界の釜が空く日だと言われてます。似たような体験をされてる方が居るかもしれませんね。

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2016年8月30日 | 怖い話 | No Comments »

去年、母とランチをとった商店街が気に入り、冷やかし程度に商店街の不動屋さんの物件チラシを見ていた。

去年、母とランチをとった商店街が気に入り、冷やかし程度に商店街の不動屋さんの物件チラシを見ていた。

すると、不動産屋さんのおじさんが、良かったら中でどうぞとおっしゃったので、お言葉に甘えて店内へ。

冷やかし半分だったので、2LDKで7万前後(それなりに都心です)、ペットも可能であればなおよしという無理難題をふっかけた。

すると、データベースを見ていたおじさんが「あれ…?あ、ああ、ありましたよ、一軒!今すぐ見に行けますがどうですか?」暇だったので承諾する私たち。

不動産屋からは3分の距離。それなりに賑やかな商店街、駅からともに近い。日当たりもいいという。いやがおうにも期待が高まる。

しかし建物の前に着くと、どうも嫌な予感がする。母に至っては鳥肌を立てている。
やっぱりやめましょうと声をかけるも、不動産屋はずんずん進んで行く。

部屋のドアの前についた。中は見なくていいです、という私たちを無視して不動産屋はドアを開けた。生臭い匂いがムッと流れ出る。
三年は入居者がないという。

その部屋のウリを話しながら、不動産屋は雨戸を開ける。墓場が見えた。
私は不動産屋の進行方向の反対に進み、風呂場がバランス釜だしなーと言いながら風呂の蓋を開けた。ドス黒い液体が溜まっていた。

へぇ、ふぅん、なかなか…適当な相槌をうちながら西の窓を開ける。階段が見えるはずの風景には、電車が走っていた(駅と正反対)。

その後も、トイレに生首、天袋に生首、キッチンの収納に腕…いろいろ見えて、私たちは顔を真っ青にしてその部屋を退却した。

残念ですが、この部屋はやめておきます。そう告げた瞬間、不動産屋は舌打ちをして、私たち親子に塩を撒いて追い出した。

ああ、一番怖いとこ言うのを忘れてた。

その翌週また母と同じ駅でランチをとったのだが、その不動産屋が跡形もなくなくなっていて、喫茶店になっていた。

えっ…と思いながらその古びた喫茶店に入ると、店主がこれまた古びたメニューを持ってきた。

恐る恐る聞いてみると、その駅には不動産屋はないという。そして、その喫茶店には例の不動産屋を訪ねてやってくるお客が、たまにいるらしい。

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2016年8月20日 | 怖い話 | 10 Comments »

人の悲鳴を聞きながら逃げた。自分が住んでいた街は津波に飲まれ、大火災にみまわれた。

3月11日
人の悲鳴を聞きながら逃げた。自分が住んでいた街は津波に飲まれ、大火災にみまわれた。
沿岸部にあった漁船の燃料タンクが津波で流されて漏れ出した油に引火し、瓦礫にも火がついて燃え上がったためだ。

半年後、ライフラインが復旧し始めたが、町が受けた被害は相当なものだった。死者行方不明者は未だに全体把握が進まず(半年の段階で)遺体は一部のみが見つかるだけでも良いほうと言える状況だった。(実際、半年たっても遺体は見つかっていた)
私は実家に母と住んでいた。姉は市内で働きながらアパート暮らしのシングルマザーで娘がいた。姉は震災時に怖い体験をしたが今回はおいといく
仕事を失った私は同市内に住んでいる祖父祖母の体調をみながら瓦礫撤去の日雇いの仕事をしていた。主に市の中心部での仕事で、私は市内の外れに住んでいたため自転車で仕事場に通っていた。(車は津波でピザみたいになっていた)

瓦礫を撤去していると
手を見つける。
体を見つける。
脚を見つける。
頭を
こんなことがあった。
だから、どこかで何かが麻痺していたんだと思う。ただただ手を合わせることしかできなかった。
一つ間違えばここにあったのは自分の身体の一部だったのかもしれない、そんなことを思いながら仕事をしていた。
仕事の内容が内容だけに祖母がある霊山に行った際に貰った御守りを私にくれた。
「海で亡くなった人にひっぱられってなんだがらぁ」
私は祖母の気持ちが嬉しかった。霊障なんてことは自分にはないだろうと、ただ単に怪我をしないようにと、御守りをそんな風に思っていた。

仕事が終わった私は自転車で家に帰る。夜の道を私は海沿いに帰る。
あれだけのことがあったのに その道だって浸水し、遺体が上がり、不衛生な所だってあるのに
それでも私はその道を帰っていた。元々は自分が高校生の時に学校に通うため通っていた道だった。
海が見え、星が見え、満月の時には海面に月が写る道だった。でもそれは昔の話で、今では家が残っている人しか通らない道だった。

その日私は自転車につけたウォークマンに外部スピーカーをとりつけ音楽流しながら家路についていた。
時間は夜11時、同級生にたまたま会い、話し込んだためである。
途中に砂浜があった場所を通る。砂浜は津波でえぐられ地形そのものが変わっていた。
砂どころか防波堤ごと無いのである。近くには百件以上の民家と民宿一件があったが全て海に持っていかれた。
そのため海沿いの道がかろうじて残っているだけである。海の横に道があり、その反対側に海水の水たまりがある。海水が土に染み込み反対側にまで流れたためだ。

砂浜だった場所を通る途中でチェーンが外れた。こんなことはよくある。
「はあ・・・」
ため息をつきながら私はチェーンを直した。すると
ジャブッ・・・ジャブッ・・・・
誰かが脚を水の中に入れて歩いているような音が聞こえた。ちょうど膝くらいまでの深さに脚を入れてだ。
海を見るが誰もいない 水たまりを見るが誰もいない 流石にこんな時間に作業をしている人がいるわけがない
私は自転車に乗り漕ごうとペダルに脚をかけた。すると音楽を流していたスピーカーからノイズが流れ始めた。
歌詞が飛び、轟音のような音がした。自分は知っているこの音を あの日聞いた音

津波の音だった

音の途中で悲鳴やうめき声が聞こえる。波に飲まれかき消されていく
私はスピーカーを引きちぎり岩に叩きつけた。そうだ そうなのだ ここだって大勢の人が死んでいる。なのになぜ私はこんな道を通っている?自分が数ヶ月してきた行動を不可解に感じ始めた。
私はその場を離れて山側の国道に戻ろうもと来た道を戻り始めた。スピーカーがなくても声は聞こえる。なんと言ってるのかわからないが聞こえる。だんだん言葉が分かってきた。
「タスケテ」
「死にたくない」
「いやだ!いやだ!」
誰だってそうだ みんな自分があんな理不尽な死に方をするなんて思っていなかった。自分だって少し違えば死んでいたのだ。だからだからこそ
「自分には何も出来ないんです!できないんです!!!」
大泣きをしながら私は叫んだ。どんなに可哀想に思っても自分には何も 何も 

私は気がつくと通りかかったタクシー運転主に起こされた。津波で道路にできた穴に自転車ごと落ちていたそうだ。
足だけが道路に出て運転手がたまたま見つけたとのこと、自転車はフレームが曲がりグニャグニャになっていた。どうやったらこんな風に・・・いや、この曲がり方は見たことがあった。

「怪我はない?」
「はい・・・」
「送っていくよ」
「あ、でも今2000円しかなくて・・」
「代金はいらないからK寺に行こう」
「え?」

そこからまた記憶は飛ぶ、怪我はないとはいえ身体を強くうっていたためかうまく動かず意識が朦朧としていた。

その後、お寺で目を覚ました私は清められお祓いをしてもらった。住職はお寺に私が来たときから何かしらの霊障にあったことに気づいていたそうだ。
お寺で一泊し、次の日に母や姉が泣きながら迎えにきてくれた。
お寺の住職がどう連絡したかはわからないが、母と姉の様子は普通ではなかった。私は住職に頭を下げ帰ろうとした。
「あ、まって」
住職が呼び止めた。
「それはもうダメだからこれをもっていきなさい」
祖母の御守りを渡すように言われ、中身を開けた。木の板がはいっていたがなぜか燃えた跡があり、割れていた。
「はい・・・」
私は理解した。
「すいません、昨日私を送り届けたタクシーの運転手さんに連絡できますか?」
「?」
住職は不思議そうな顔をした。
「昨日君はお寺の近くで倒れていたんだよ?色んなものを背負ってね。だから私はそれを祓ったんだ。」
私はお寺をあとにした。

私の家の近くには未だに瓦礫がある。車は当時のまま積み上げられている。
そこに私が乗ったタクシーがある。同じ業者のではなくナンバーも同じのタクシーが

「助けてくれたんだよ」
祖母に話すと祖母はそう言った。


今は地元を離れある地方都市で仕事をしている。
今でもたまにあのタクシーと同じ車種とナンバーのものを市内で目撃されるそうだ

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2016年8月17日 | 怖い話 | 8 Comments »

宅配の仕事を20年以上もしていると様々な不思議現象にあいます

宅配の仕事を20年以上もしていると様々な不思議現象にあいます
話してはならない事もありますがどのような現象なのか知りたいのです
豊島区の某高層ビル 高校生の頃、3階の寿司屋さんでバイトをしていました。
バイトの先輩からは夜の出前でのエレベーターには気をつけろと言われたのが印象に
残っていました。なんでも背中を付けて乗るようにとのこと
それから十数年後、夜間指定の配達をすることになったのです。
バイト時代はオフィス棟でしたが、そのビルにはあまり知られていないのですが
ワンルームマンションがあるのです。

一階のバスターミナルからエレベーターに乗って3階?だったかな
一人乗ってきました。
3階にはメール室があり入居者はここから乗り込むようです。
乗り込んできたサラリーマンの方は私の後ろに回り込む前に私が押した階より下の階
のボタンを押しました。
エレベーターの中には古いくせにモニターでイベント情報などを流しており、私も
それを見ていましたので中の状況は気にも留めませんでした。
私の押した階の前にエレベーターが止まります。そして一人降ります
当たり前の光景ですが扉が閉まった後、小さな物音に私は悲鳴をあげます。

私以外に3階から乗ったサラリーマンしか乗っていないのですから一人降りれば
私だけになります。
後ろを振り返った私が見たものは3階から乗ったサラリーマンなのです。
彼は震えながら私にすがってきます。パニクッってました。
「一体さきほど降りていったのは何?」私は聞きますが
彼は一緒に部屋まで行ってくれと、そればかりです。
私が見たものは明らかに人でした。彼は一番後ろにいたのですから
私以上によく見えたはずです。
さすがに、ある物体が降りた階に一緒に行くのは嫌でしたが
「配達を終えたら一緒に行く」と言って落ち着かせ配達を終わらせました。
そのワンルームマンションの中庭と部屋の配置は誰が見ても監獄です。
まあ、そこも以前は監獄なのですからこんなこともあるのかな
ぼんやりしているとつけこまれることが多いようです。

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2016年8月13日 | 怖い話 | 6 Comments »

いつものように僕はエギ(和製イカ釣り専用ルアー)を持ってK堤防の先端に行った。

いつものように僕はエギ(和製イカ釣り専用ルアー)を持ってK堤防の先端に行った。
タックルをセットしているときに、堤防には一人だけ居たので、まずは、挨拶がてらに
「こんばんはー、釣れてます?」と話しかけたところ、かなり驚いたようで、
「うぉ!? なんだ、また出たのかと思ったよ」と返事が返ってきた。
「えっ、なんですか?」とまた聞いたところ・・

「ここは心霊スポットでな・・実は一昨日も出たんだよ。
仲間がエギでイカを狙ってたら、なんか変な気配感じて振り向くと 呉服着た女が無言で迫って来て、びびった拍子に海に落っこったんだよ。
海から堤防を見上げると笑みを浮かべた女が立っていて身体がスケていたらしい・・・」

「えぇ!マジっすか?」
「他にもいろいろ聞いてるんだよ、噂だと少人数になるとやばいみたいなんだ。さっきまで5,6人来てたんだけど帰っちまった。やるんなら一緒に釣ろうよ・・・ て、・・え?」
男は一瞬表情がこわ張った。
「いやー、そんな話を聞いたらちょっと・・場所変えますわ。」
ビビって引き返そうとすると、
「ちょ、ちょっと待ってくれ、俺も帰る!」
男はもの凄い力で、僕の腕をつかんだ。
仕方なく男の釣り道具の片づけを手伝い一緒に帰った。

駐車場近くまで戻ってくると、男は安心したかのように話し出した。
「さっきはとっさのことで言えなかったけど、君が帰ろうとしたとき、君の後ろのゴミカゴ横から女がこっち睨んでたんだよ・・ 」
「え?でも片づけてる最中とか気がつかなかったけど・・」
「ほんとに?君は霊感ゼロなのかなぁ、いや俺に霊感があったのか・・」
などと話してたら別の釣り人とすれ違った。どうやら例のポイントに向かうらしい。
幽霊が出るなどと注意しても変な目で見られるのがオチなので無視した。

駐車場について男と別れ車に釣り道具積み込んでいると、

     うわぁあぁああああああ!….バシャッ!

悲鳴と、微かだがいかにも落水しましたよって水音が・・
さっきの釣り人だろうけど、ライフジャケット着けてたし、死ぬことはなかろうと思い放置。
それよりもさっきの男の話は本当だったのかと納得したところで次のポイントに向け車を走らせた。

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2016年8月11日 | 怖い話 | 6 Comments »

俺の家は地方の大きな大学の近くにあって近所にアパートが多い。家の右横と斜め前がアパートだ。

俺の家は地方の大きな大学の近くにあって近所にアパートが多い。家の右横と斜め前がアパートだ。
2年ほど前の話なんだけど、俺が夕方5時頃、高校の帰り道にその家の斜め前のアパートの前を
通りかかったときに、2階の一番俺の家に近い部屋の窓とカーテンが開き、電気がついていているのに
気づいた。そこは空き部屋だと思っていたので、よく見るとベランダごしに中の様子がわかる。
といっても部屋の上部なんだけど、なんだか首をつってる人がいるように見える。
まさかと思って何度も角度を変えて見直したんだけどロープがはっきり見えるし、その下に人の頭の
ようなものがある。顔の表情はわからないけど、全体として首つりとしか思えない。
それで家に戻って、早く帰っていた親父に相談して一緒に見にいってもらったら、やっぱり首つりじゃないか、
ということで警察に連絡した。その後に親父がアパートの大家にも電話をかけた。
家の前で待っていたらパトカーと救急車が来て、警官が二人俺らのほうに出てきてその首つりを確認した。
「たしかにそう見えるね。」と警官の一人が言って救急隊員らと一同でアパートに入っていった。そのすぐ
後にミニバンが来て、大家さんらしい人がアパートに入っていった。そして警官が部屋に入ったらしく
カーテンが引かれ窓が閉められて中の様子は見えなくなった。
俺と親父はアパートの前で待っていたら、15分くらい後、恐縮した様子の大家さんと警官、救急隊員が
そのまま出てきた。大家さんはすみません、すみませんという感じで警官の一人に謝っている。救急車は
帰って行った。
さっきの警官が俺らを見つけて近づいてきて、「ご苦労さんでした、心配をかけましたね。いや自殺では
ありませんでした。」と言う。親父が「そうですか、そう見えたんですがすみませんでしたね。」と言うと、
「いやそれは無理もないです。実際に精巧なマネキンがつるしてありましたから。しかも全身に御札を貼りつけた。
あそこは空部屋で大家がつるしたようです。」
俺が「どうしてそんなことを。」と聞くと、警官二人は顔を見合わせていたが、年配の一人が
「いや、このままでは不思議でしょうね。大家が言うには、今日は本物の首つり幽霊が出る日なので、
それが出る前にニセモノを吊しておいたということなんです。」俺と親父は「??」となった。
警官も困惑した顔でこう言った「なんでも今日は昔あの部屋で自殺した人の命日で、毎年幽霊が出たと言うんです。
それでマネキンを前もってつるすようにしたら出なくなったってことだそうです。・・・どう思います。」
それから2年後に大家さんはアパートをたたんで他県にいる娘さんのとこに行って、アパートは
今はコンビニになってる。

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2016年8月8日 | 怖い話 | 4 Comments »

僕は高校を卒業後、地方の大学に合格出来たので一人暮らしを始める事にしました。

僕は高校を卒業後、地方の大学に合格出来たので一人暮らしを始める事にしました。
家がそんなに裕福ではないので安い賃貸アパートを借りることに。
借りた部屋は二階建てで各階に三部屋あり、ちょうど真ん中の部屋でした。

2ちゃんで近所の人には挨拶回りしとけっていうレスを見た覚えがあったので、ケーキ片手に左右の部屋へ挨拶をしに行く事に。

一つ目の部屋に挨拶を終え、もう一つの部屋のインターホンを鳴らしました。
すると待っていたかのようにすぐに出て来ました。
中から出て来たのは中年の男の人。

「隣に引っ越して来た○○です」

と自己紹介をすると

「どうも、××です」

とニコニコして言ってきました。
感じのいい人だなぁと思い、その日はケーキを渡して退散しました。

それから一ヶ月経ったぐらいの日。
部屋でテレビを見ているとインターホンが鳴りました。
覗き穴を見ると隣の男の人がニコニコして立っています。
僕はドアを開けました。

「夜分遅くにすみません。これ、お返しです」

そう言って男の人はビニール袋をて渡してきました。
お礼を言って部屋へ戻ると中には沢山のりんごが入っていました。

やっぱりいい人だなぁと思ってリンゴを食べました。

それから一週間後。
また隣の男の人が訪ねてきました。

「これどうぞ」

そう言ってまたビニール袋を手渡してきました。

「いつもありがとうございます」

とお礼を言って部屋へ戻ると中には沢山のシュークリームが入っていました。
美味しくその日の内に食べ終えてしまいました。

それから二日後、また男の人がビニール袋をもってきました。
中には沢山のクッキーが。
何だか怖くなってきました。

それからは毎日のようにビニール袋を持って来るようになりました。

毎日毎日、沢山の食べ物が入ったビニール袋を持ってきました。
僕がいない時はドアノブにかかっていました。

さすがにおかしいと思って、ビニール袋を持ってきた男の人に聞いてみました。

「何でいつもこんなに頂けるんですか?」

「以前のお返しです」

そういうだけでした。
こんなにもらうのは悪いと思ってある日

「ありがとうございます。でも、こんなに頂くのま悪いのでもう結構ですよ」

と当たりが悪くないように優しく言いました。
するといつもニコニコしてる男の人は急に真顔になり、目を見開いて

「もういいの?もういいの?」

とブツブツ言い始めました。

「は、はい」

「もういいの?もういいの?」

「はい…」

「分かった分かった」

そう言って男の人は帰って行きました。

その日の夜中、隣の壁がドンドン鳴っている音を聞いて僕は目を覚ましました。
呻き声のような声も聞こえます。
僕は怖くなって布団を被って寝ました。

翌日の夜、いつも男の人が尋ねてくる時間。
もういいと言ったので来ないだろうと思っていたのですが、その時間になるとインターホンが鳴りました。
昨日の事、夜中の騒音を思い出し、怖くなって出られませんでした。

僕が出ないのでインターホンが何度も鳴らされます。
終いにはドアを殴るようになりました。

「返せぇぇ!!!!」

「おらぁぁ!!!!返せぇぇぇ!!!」

そう言っているのが聞こえます。
僕は何がなんだか分からなくなってパニック状態でした。
5分ぐらい経った後騒音は止み、インターホンも鳴り止みました。
僕は様子を見に覗き穴を覗きました。

「返してよ」

男は向こうから覗き穴を覗いてそう言いました。

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2016年8月5日 | 怖い話 | 6 Comments »

お金がなくて築結構行った5階立ての5階が空き部屋になっていたので借りた。

いわゆる団地の5階に住んでる。
お金がなくて築結構行った5階立ての5階が空き部屋になっていたので借りた。
もちろんエレベーターなんかもない。
住み始めて1年、住み始めた当初は気づかなかったが
いつ頃か屋上をパタパタ人が歩いている足音がする。
昼でも夜でも。ふと、気づくとパタパタ歩いていく音が聞こえる感じ。
別にずっと気にしては無かった。

昨日、この前の強風のせいでアンテナの調子が悪くなったらしく
屋上へ上がるために脚立を持った業者さんがやって来た。
団地住んでる人は分かるかな?屋上へ通じる丸穴があって
その下に脚立置いてあがるんだけど。
音立てそうだからって、わざわざ業者さんが俺の家にも挨拶に来てくれた。
だから冗談のつもりだったんだけど、
「前から屋上で足音がするので何か見つけたら教えて下さいね」と伝えた。
業者さんは苦笑いしながらも、怖いこと言わないで下さいよ、と。

作業は無事終了したらく、特に何もありませんでしたよと言って帰っていった。
問題はその日の夜、つまり昨夜なんだけど、屋上の足音がいつもと違った。
俺がトイレに立つと、まるで後をつけるようにパタパタ音がする。
今までは俺とは無関係にあっちこっちへ歩いて行くような音だったのに。
トイレについて、なんか怖いのでいつも換気用に開けっ放しにしている窓を
すぐに閉めた。そしたら曇りガラスに明らかに上から頭を下げたシルエットが。
マジでびっくりして、すぐトイレから出て、大家の非常連絡先に電話して状況を伝えたが全然信じてもらえない。
もう本当に怖い。明日にでも引っ越したい。

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2016年8月2日 | 怖い話 | 7 Comments »

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    親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。
    老人『本当にこれで若返れるのか?』
    ちょっとムシャクシャしてるから、ちょっと猫を虐待しようかと思う。
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